土木施工管理の仕事とは?仕事内容を理解して志望動機に説得力を

震災や台風被害による災害復興やオリンピック特需から、不動産市況は活況を呈しており、それに伴って土木施工管理の仕事の需要も拡大しています。土木施工管理は土木工事において、責任ある仕事を任される重要な職種です。現場でやりがいを持って働きたいと考えている人は、土木施工管理技士を目指してみてはいかがでしょうか。

この記事では土木施工管理技士の仕事内容を説明したあとで、面接を受ける際に効果的な志望動機のポイントも紹介していきます。

土木施工管理の仕事内容とは?

安全管理

土木施工管理の仕事は、工事をスムーズに進めることだけではありません。現場や作業員の安全管理も大切な使命です。

橋やトンネルといった工作物を作るためには、山や川といった自然を相手にしなければいけないケースも多くあります。作業中は、天候や現場の状況によって、作業員に危険を及ぼすこともあるでしょう。そのため、足場などの仮設備が、しっかりと法律の基準を満たしているかをチェックすることも重要な仕事のひとつです。

また、作業員の安全を確保するためには、体調管理も大切です。特に地球温暖化の影響で真夏の作業は熱中症のリスクが高くなっています。季節や天候も考慮しつつ、現場全体に気を配ることが求められるでしょう。

工程管理

工事がスケジュール通りに進んでいるかを確認する工程管理も、土木施工管理の重要な仕事のひとつです。土木工事は屋外での作業も多く、大雨などによってしばらく工事が中断するケースも珍しくありません。不具合があれば都度調整しながら、いかにスケジュール通りに工事を進めていくかを考えることは、土木施工管理の醍醐味だといえるでしょう。

また、施主に工事の進捗状況を説明したり、現場を確認してもらったりすることも工程管理の仕事に含まれます。予算に応じて適切に工事を進められるよう、原価管理を任されるケースも多いでしょう

品質管理

橋やトンネルなどの工作物が「規定通りの強度に達しているか」「設計図通りの位置にあるか」などを確認することもミッションのひとつです。完成後はもちろん、工事によっては工程ごとに測量や検査を行って、基準を満たしているかどうかを確認しなければいけません。チェックした結果、トラブルが発生しそうであれば、予防保全対策を施す必要もあるでしょう。

せっかく作った工作物も、万が一施工不良があれば重大な事故を引き起こし、多くの人の命を危険にさらしかねません。そのようなことがないように、責任を持って工作物の安全を確認し、品質を一定以上に保つ必要があります。

土木施工管理技士の志望動機を書く際のポイント

体力とマネジメント力をアピールする

土木施工管理技士の仕事は、体力とマネジメント力の両方が重要です。夏は暑く、冬は寒い屋外の現場で働くためには体力はもちろん、作業員の体調やモチベーションを管理しながらスケジュール通りに工事を進めるマネジメント力も求められます。志望動機を書くときは、この2点に関して重点的に記述するとよいでしょう。

特に、即戦力が必要とされる転職では、過去の現場での経験が重要視されます。たとえば体力面では、「どのような現場でも健康面の問題で離脱することなく、最後までやりきってきた」といったことをアピールするのがおすすめです。

マネジメント力をアピールするには、「トンネル工事の最中に地下水が湧きだしてきたが、作業員の配置を工夫することで工期の遅れもなく作業を完了させられた」といった具体例を記述するのもよいでしょう。

資格の所有をアピールする

未経験OKの募集で施工管理の仕事に挑戦する場合は、資格の有無を問われることはありません。しかし、土木工事の現場には、2級以上の施工管理技士の資格を持っている人材を配置するよう法律で定められています。

そのため、有資格者は転職市場において優遇される可能性が高いでしょう。資格を取得しておけば、志望動機を作成するときにも大きな強みとなります。

もしも、土木施工管理技士としての転職を考えている場合は、先に資格を取得しておいたほうが無難です。資格を保持していない場合は、まずは現在勤めている会社で、施工管理技士取得のためのサポートがあるかどうかを確認しましょう。企業によっては、費用の負担や勉強会の開催など、資格取得のためにさまざまな補助をしてくれるところもあります。

志望動機は結論から書く

志望動機は結論から書くことで、採用担当者に良い印象を与えられます。志望動機は採用担当者に自らの熱意を伝えるための文章です。いつまでも結論が出てこなくて、無駄な言葉がだらだらと長く続いていると、読む側の気持ちも冷めてしまうでしょう。

結論から先に書くことで、読み手に対して伝えたい部分が明確になり、説得力のある文章になります。「この志望動機を書いた人物についてもっと知りたい」という印象を採用担当者に与えることが重要です。

具体的には、まず施工管理の仕事を選んだ理由を伝え、その次に、なぜ応募先の企業を選んだのかを記述します。そこから、自分の過去のエピソードなどを元に、志望動機の裏付けとなる理由を加えることで、文章に論理性と深みを持たせましょう。

志望動機のコツを掴んで土木施工管理技士へ転職しよう

土木施工管理技士の仕事は屋外での作業も多く、体力がないと務まりません。また、工期に間に合わせるために、作業員をマネジメントする能力も必要です。大変な仕事ではありますが、大規模なプロジェクトが無事に完成したときの達成感は何物にも代えがたいものがあるでしょう。

志望動機は、面接で必ずといっていいほど聞かれる質問です。土木業界で転職を考えている人は、この記事を参考に志望動機について熟考し、土木施工管理技士への転職を目指してみてはいかがでしょうか。